手のひらに太陽の家 of 日影良孝建築アトリエHP


日影良孝建築アトリエ 一級建築士事務所
Yoshitaka Hikage Architect's office

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手のひらに太陽の家    

東日本大震災に被災した子どもたちや親子を支援するため復興共生住宅
企画運営:NPO法人日本の森バイオマスネットワーク (http://jfbn.org/
設計監理;日影良孝建築アトリエ

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手のひらに太陽の家
2012年7月竣工
2011年3月11日に発生した東日本大震災によって東北の沿岸部は甚大な被害を受けました。日影アトリエは、震災直後から、宮城県栗原市に本部をもつNPO法人日本の森バイオマスネットワークの一員として、地元に木造による応急仮設住宅の提案をおこなってきました。被災して家を失った家族の居住環境の向上、使い捨てではない地元の木で造る木造建築、被災した地元の雇用を生み出すきっかけとなる仮設住宅、このような仮設住宅ができないかと様々な方面に働きかけましたが実現できませんでした。震災後一か月半ぐらい過ぎようとしていた時、仮設住宅の提案はあきらめ、将来に恒久的に残る木造建築の提案に切り替えました。 このプロジェクトが「手のひらに太陽の家」。
さいわいアウトドアメーカーの「モンベル」をはじめとする様々なご支援をいただき、2011年末に着工し、2012年7月末に完成することができました。
「手のひらに太陽の家」は五つの柱でできています。
「ひとを包み、地域に開く」・「地域の木材を使う」・「地域の職人の手でつくる」・「伝統の木組みで建てる」・「自然エネルギーで生活する」。
具体的には、宮城県産材の杉を使用し、落し込み板壁と渡りあご構法を併用した構造とし、防火対策として燃えしろ設計を採用しています。合板類は一切使用せず、すべて自然素材を使用しています。またペレットボイラーによる給湯暖房、太陽光発電による発電、太陽熱給湯による各住居への給湯など・・・、人にも地球にも優しい建築をめざしました。
中央に共用の食堂台所と研修室を設けた管理棟を配置し、東西にそれぞれ四室ずつ設けた住居棟を時配置しています。                                      


宮城県登米市登米町
木造2階建
施工=サスティナライフ
敷地面積:515坪
床面積:127坪